ボール

スヌーカーで使用する「ボール」は、ゲームの進行に重要な役割を果たす専用のボールです。

標準的なセットは全部で22個あり、赤球(15個)と色球(6個)、そしてプレイヤーがショットするためのキューボール(白球1個)で構成されています。

サイズは、直径52.5mmが標準で、他のビリヤードゲームよりも小さめです。
色球は、それぞれ異なる点数を持ち、黄(2点)、緑(3点)、茶(4点)、青(5点)、ピンク(6点)、黒(7点)で構成されています。
赤球はすべて1点で、ゲーム中に色球と交互にポケットに落とすことで得点を重ねます。

ボールは均一な硬度とバランスを保つように製造されており、正確で繊細なショットを可能にします。これにより、スヌーカー特有の戦略的なプレイが実現されています。

テーブル

スヌーカーの「テーブル」は、競技専用に設計されたビリヤード台で、標準サイズは12フィート×6フィート(約3.66m×1.83m)です。
他のビリヤードゲームよりも大きく、広いプレイエリアが特徴です。

テーブルの表面は滑らかなボールの動きを実現するため、高品質のウールを使用した「クロス」で覆われています。

テーブルには6つのポケット(四隅に4つ、長辺中央に2つ)があり、ポケットの開口部は狭く精密なショットが求められます。

さらに、テーブルの周囲には「クッション」と呼ばれるゴム製の反発面があり、ボールが跳ね返る設計です。

これらの要素が、スヌーカーの高度な技術や戦略的なゲーム性を支えています。